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綺麗
切断機を初めとする機械類に共通して言えることですが、機械を常にきれいにしておくことで故障も事故も少なくなります。
機械を常にきれいな状態に保つ=大事に使うと言うことで機械への愛着が芽生えて不調の早期発見にもつながり故障を未然に防いだり、無理な作業をして事故につながる事もなくなります。
しかし、この簡単な心がけも機械導入時の最初の印象だけでも随分変わってしまうものです。
最初にきれいな機械だと印象を持てる機械と特に印象の持てない機械では、その後の使用状況にも大きな差が出てしまいます。
車に例えれば、最初の印象が良いと愛着が湧いて長くきれいにしようと言う心が芽生えるものです。反対に何の印象もなければ傷も汚れも気にならずと言う状態になってしまいます。
ワイズカッターは導入して頂いたお客様に「きれいな機械だ!」と良くお褒めの言葉を頂きます。
決して安くは無い切断機ですから、せっかく導入したのに使いっぱなしで故障がちとならないためにワイズカッター YSC-10シリーズは、お客様に長くきれいにご使用いただくために次のような対策をしております。
① 構成部品にステンレス材を多用しています。
切削液を使用する切断機ですので防錆、耐蝕性を考慮し下記の構成部品にステンレス材を使用しています。
② バイス及びテーブル周辺部品は全てメッキ処理を行っています。
メッキは膜厚均一性、高耐蝕性、高硬度などの特性に優れた無電解ニッケルメッキ(カニゼンメッキ)を施しています。
③ ベッド面に傾斜を付け、切削液の流れを良くしています。
バイステーブル下のベッド面に傾斜を付け切削液の流れを良くすることにより、切断作業時に発生する切粉の滞留を極力減らします。また、テーブル周辺の掃除用ホースが装備されていますので作業終了後はテーブル周辺を洗い流せます。
傾斜が付いていない機械では、洗い流した切粉が滞留してせっかく掃除した効果が半減してしまいます。
他社製の切断機ではベッド面と前後送りギア部との距離がせまく堆積した切粉にギア部が浸かってしまいギアの異常消耗や切粉の噛み込みによる動作不良が良く見受けられます。
ワイズカッターでは、ベッド面の傾斜のみならずベッド部とギア部の距離を大きくとりギア部への切粉の影響を極力少なくする構造としています。
④ 全体透明防水カバーには十分な補強を施しています。
長期的な使用で、コーナー部やヒンジ取付部分が破損しやすい透明防水カバーの内側コーナー部は全体に内部補強を施し、立ち上がり部のコーナーはアルミアングル材にて補強しております。
特に開閉蝶番取付部は、ステンレスフラットバーにより内側と外側から補強し、また蝶番もステンレス製厚口蝶番を使用し長期にわたるご使用に耐えうるワイズカッター独自のこだわりにより他社製切断機では見られない強化構造となっています
また、全体透明防水カバーはガススプリング支持方式を採用しており、軽い操作で開閉が可能で有ると共に急落しませんので指詰めなどを防止する安全構造となっています。
以上のような対策により、お客様にできるだけメンテナンスの工数を減らしながらも、長く綺麗にご使用いただけるものと確信しております。
精密切断機、試料切断機の専門メーカーとしてさまざまな素材に対応し、分析・開発から生産用途の切断作業にも「こんな切断機が有ったら」を形にして標準機から特注機まで柔軟な発想でご提案します。
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